【感想&あらすじ】川村元気”四月になれば彼女は”はつまらない?おすすめ?【映画化】

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2024年3月22日に佐藤健さん、長澤まさみさん、森七菜さんで映画化する”四月になれば彼女は”を読了しました。

森七菜さんのキャスティングは完璧だと思います。

そんな映画化する小説に対してこんなこと思いませんでしたか?

映画化するし”四月になれば彼女は”読んでみたいな~

私にも読めるのかな…

そんなことを思ったあなた向けに

映画化する川村元気さんの”四月になれば彼女は”を読みましたので感想を書いていきます!

本記事では、ネタバレはありません!!

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目次

どんな人におすすめする本か

私が読んでおすすめしたいのは下記のような方です。

四月になれば彼女は をおすすめしたい人
  • 初めて川村元気さんの作品を読む人
  • 情景描写が綺麗なので、想像力がある人
  • 色々な恋愛観に共感できる人
  • 昔の恋愛を思い出す人
  • 愛や恋が残酷なものであると知っている人
  • カメラをやっている人
  • もともと川村元気さんの作品が好きな人

では、なぜそんな方々にお勧めしたいのか、感想を書いていきますね!

あらすじ

4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。
“天空の鏡”ウユニ塩湖からの手紙には、瑞々しい恋の記憶が書かれていた。
だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。
失った恋に翻弄される12か月がはじまる――

なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。
川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。

“あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。
それが、永遠に続くものだと信じていた。”

“私たちは愛することをさぼった。面倒くさがった。”

“わたしは愛したときに、はじめて愛された。
それはまるで、日食のようでした。”

解説「失うことの深さ」あさのあつこ

引用元:Amazon

Amazonのレビューだと、★4.1と高評価

Amazonのレビューでは★4.1と高評価でした!

“四月になれば彼女は”を読んでみた感想

正直な感想 : “私は”すごく好きな 静かな大人の恋愛小説

川村元気さんの小説が初めての方でも読む手が止まらない

まず、川村元気さんの作品の中でも私は手を止めることなく読み進めることができました。

そこがポイントが高いです。初めて川村元気さんの小説を読む方にもお勧めできます。

最後はもやもやが残る

また、昔の恋を思い出す描写、愛や恋が楽しいものではないという描写があるので少し大人の恋愛小説です。

結婚相手がいるのに、なんで昔の恋…という感じなので、好き嫌い別れると思います。

最後にすっきりしきれないモヤモヤが残りますが、それもそれで私は好きでした。

好きなモヤモヤ。笑

読み切ったときの、私の正直な感想

読み切った正直な感想は下記2文にまとまります。

読んだ直後の私の感想
  • 何とも言えない。心が苦しい、そんな感覚が残ります。
  • “愛とか恋って何だろう”って漠然としていたが、“月食のように一瞬”なのが腑に落ちた

キュンキュン!というわけではないので大人の恋愛小説

心に刺さった文章・名言

「誰かを好きになると、好きなものをひとつ失うんですか?」

自問自答してしまいました。

誰かを好きになったことで、何かを失ってきたのかもしれないし、失っていない人に対して私は可笑しいと思ってしまっていたかもしれません。

この1文だけで深く考えてしまいます。

「人間って本当に怖いですよ。憎んでいる人より、そばにいて愛してくれる人を容赦なく傷つけるんだから」

本当にこれは、この小説を読んでいると感じます。

そばにいてこんなにも自分を愛してくれる人を、普通に傷つけてしまうことがあります。それは恋愛だったり、結婚していたら不倫だったりしますよね。

「わたしは、わたしに会いたかった。あなたのことが好きだった頃のわたしに。」

この文章、小説読んでいると泣ける一文です。

あなたも思ったことがありませんか?

「あの頃の君が好きだった」、「あの頃は楽しかった」「あの頃の私はもっと幸せそうだった」とか。

各SNSでの反応

まとめ : 大好きな小説になった

最後に私からみなさんへのおすすめ度を発表します。

おすすめ度は★5つ中…

おすすめ度 : ★★★★★

私は、好きな小説No.1になるほど好きでした。

ぜひみなさんも読んでみてくださいね!

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