【正直な感想】町田そのこ “わたしの知る花” ネタバレなしでレビュー！

52ヘルツのクジラたちを読んだけどこれはどうかな…？

もこ

読んでみたので、正直な感想を書いてみようと思います！

先に結論をお伝えすると…

おすすめ度は
★5つ中 ★4.7 ！

では、その理由を書いていきます！

ネタバレありません！！

＼先に詳細を見たい人はこちら／

リンク

著書”わたしの知る花”について

あらすじ

「あんたは、俺から花をもらってくれるのか」

虫も殺せぬ優男、結婚詐欺師……？
77歳で孤独死した老人の、誰も知らない波瀾に満ちた意外な人生とは？

『52ヘルツのクジラたち』町田そのこの新作は、一人の男と美しい花を巡る物語。
引用元

もこ

あらすじだけ読んだらただの男が孤独死する話？と思ってしまいましたが…。

Amazonレビューでは★4以上が8割近くと高評価！

Amazonレビューでは★4以上が約80%と高評価でした。

もこ

まだまだ新しいので評価はこれからもっとつくのかな？

SNSでの反応

SNSでの反応をまとまてみました！

X（旧Twitter）

わたしの知る花/町田そのこ
猛暑の中公園でスケッチするおじいさんがどことなく気になる安珠。声を掛け交流が始まるも、亡くなったことを聞く。様々な人からおじいさんのルーツを辿る物語。とても不器用な人生だけど愛おしい。最後は切なくて泣きそうになった。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/E6HJgy8UX1
— yuki📖読書垢 (@Yuki_hygge) November 21, 2024

instagram

この投稿をInstagramで見る

ケイ(@kei8636)がシェアした投稿

私の正直な感想

どんな人におすすめしたいか

読んでほしい人

町田そのこさんの物語が好きな人
忘れられない人がいる人
人生でいろいろ経験してきた人
学生より大人向けかな…。
読みやすい小説が好みな人

正直な感想

まず“読んでよかった”と読後思えるような素敵な物語でした。

終盤に近づいていくにつれ、涙がこぼれそうになり、胸がきゅううううっと。

最後の章の伏線回収（ミステリーではない）で、もう切ない…！、タイミング…！と思いながら読んでいました。

読み終わった後にひまわりの花言葉を調べて再度きゅううっとなった。

個人的には、52ヘルツのクジラたちよりも大人向けの話なんじゃないかな…。と思いました。

最後に”本当の意味”を知ったときに泣いてしまいました

心に残った言葉・名言

いいに決まっている…じゃなくて、いいも悪いも、誰かが決めることじゃないんだ。仮にいいと言わない奴らがいたとしても、気にしなくていい。そもそも他人が誰かの生き方を否定する方がおかしいんだ。否定した奴らは否定するだけで、お前の人生を保証してくれるわけじゃない。お前が、お前に素直に生きることだけが、正解だよ

だからこそ、見せる。そして相手が全部を見せてくれたら、丸ごと受け入れる。それが、どんなことでも。呆れるようなことも、傷つくことも、あるかもしれない。でもそれは、それぞれの思い込みから生まれる感情なんだ。思い込みに振り回されることなく、ただ、芯を見て、受け止めるようにしろ

話をしろ。何度だって言葉を重ねて、相手の言葉に耳を傾けろ。いったん離れてしまった気持ちは、もしかしたら取り戻せないかもしれない。でも、きっと間に合うと信じろ

どれだけ苦しい生活でも、大切な出会いや大切な育みはとめられないもんだねえ

最後まで、生きてくしかないんだよねえ。どれだけすれ違っても、大事な相手も一生懸命生きてると思って、願って。ひとは、それしかない。たまに会えたら、めっけもんさ。