名言も紹介! 寺地はるな”水を縫う” タイトルの意味もまた良い…!

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寺地はるなさんの小説読みたいけどこれはどうかな?

もこ

読んでみたので、正直な感想を書いてみようと思います!

先に結論をお伝えすると…

おすすめ度は
★5中★4.7

では、その理由を書いていきます!

ネタバレありません!!

\ 先に詳細を見たい人はこちら /

目次

著書”水を縫う”

あらすじ

松岡清澄、高校一年生。一歳の頃に父と母が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。
学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するが――「みなも」
いつまでも父親になれない夫と離婚し、必死に生きてきたけれど、息子の清澄は扱いづらくなるばかり。そんな時、母が教えてくれた、子育てに大切な「失敗する権利」とは――「愛の泉」ほか全六章。
世の中の〈普通〉を踏み越えていく、清々しい家族小説。

引用元

Amazonレビューでは、高評価!

Amazonレビューでは★4以上が85%とかなりの高評価

引用元

SNSでの反応

SNSでもかなり高評価の感想が多くみられました!

一部抜粋して紹介してみます。

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私の正直な感想や名言

おすすめ度

★5つ中 ★4.7

なぜそう思ったのかについて、正直な感想として次に記していきます。

どんな人におすすめしたいか

読んでほしい人
  • 人とは違う好きなものがある人
  • 綺麗な話が好きな人
  • 寺地はるなさんの小説が好きな人
  • 読書初心者
  • 号泣よりもじーんとする話が好きな人

心に残った言葉 名言

ひとりでぽつんと弁当を食べるのは、わびしい。でもさびしさをごまかすために、自分の好きなことを好きではないふりをするのは、好きではないことを好きなふりをするのは、もっともっとさびしい。
好きなものを追い求めることは、楽しいと同時にとても苦しい。その苦しさに耐える覚悟が僕にはあるのか。
好きじゃないものを好きなふりをする必要はない。でも僕はまだ宮多たちのことを良く知らない。知ろうともしていなかった。
「流れる水は、けっして淀まない。常に動き続けている。だから清らかで澄んでいる。一度も汚れたことがないのは『清らか』とは違う。進み続けるものを、停滞しないものを、清らかと呼ぶんやと思う。これから生きていくあいだにたくさん泣いて傷つくんやろうし、くやしい思いをしたり、恥をかくこともあるだろうけど、それでも動き続けてほしい。流れる水であってください。」
「大切な事やから、自分の好きになるものをはやってるとかいないとか、お金になるとかならないとかみたいなことで選びたくないなと、ずっと思ってきた」

正直な感想

すごくよかった…!

“女だから、男だから”とかそれぞれが抱えている葛藤に対して、

みんな自由に生きていいんだよ。とそっと優しく背中を押してくれるような話でした。

“ジェンダーレス!!!””ボーダーレス!!”と声を大にして主張する現代よりも、

この小説みたいに寄り添って”それでいいじゃん?”ってしたほうがいいかもな…。

タイトルの意味も素敵だった。

もこ

感動…!というよりもじーんとした。

寺地はるなさんのその他の著書について

寺地はるなさんの著書をいくつか読んでいますので、よかったらこちらも見てみてください。

最後に:みんな自由に生きよう!

自分が好きなものを好きでいよう。自由に生きよう。大丈夫だよ!と優しい話でした。

何よりもタイトルの意味がわかるときになんだか涙がでました…。

寺地はるなさんの小説は本当に読みやすい…!

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