【SNSでも話題!】寺地はるな “大人は泣かないと思っていた” の 感想。心に響いた言葉も紹介!

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SNSでも多く紹介されている、寺地はるなさんの”大人は泣かないと思っていた”を購入し読んでみましたので、感想を書こうと思います!

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目次

“大人は泣かないと思っていた”の概要 と 寺地はるなさんの小説の特徴

“大人は泣かないと思っていた”は寺地はるな(てらち・はるな)さんの2018年7月に発売された小説です。

寺地はるなさんの小説の特徴として、“物語や登場人物に優しさが溢れている”というのがあります。

また、ちょっとした生きにくさを優しい文章で書きあげる特徴があり、この小説では”寺地はるなさんらしさ“である”暖かさと優しさ“を感じることができます。

今回表紙は、”イラストレーターのNoritake”さんの限定カバーでした!

あらすじ(もこ独自の)

九州の田舎町で父と暮らす時田翼32歳の周りで起こる物語。

恋愛や結婚などの世間が思う”あるべき姿”という固定概念に悩まされてきた大人たちが、いろいろな出来事を乗り越え歩き出す姿が描かれている 全7編収録されている短編集。

“大人は泣かないと思っていた”読了までかかった時間

通勤電車 の30分で読み、1週間程度で読み終わりました。

7つの短編集ということもあり、「1日1つ」で読むと1週間程度で読み終わります。

まとまった時間が取れたら1日で読み終わるほどのボリュームです。

途中で長くて飽きてしまう方にもちょうどよいボリューム感だと思います!

“大人は泣かないと思っていた”の 感想

まず読んでみて、”なんて優しい文章、わかりやすい文章“なんだろうという寺地はるなさんらしさ溢れる文章でした。

そして、読み終わったときには心がほかほか?ぽかぽか?何か暖かい気持ちになりました

もこ

“泣ける!”というわけではありませんが、
心の中が”安心感”を感じるようなそんな感じでした。

私自身も”子供じゃないんだからもう泣かない!”と大人はそんな存在だと思っていましたが、大人ならではの恋愛、結婚、介護等、大人になってから考えることがあり、”大人になっても泣いているのは私だけではない、大丈夫“と思えました。

その中でも心に残った、心に響いた箇所

この小説を読んで、心に残った文章を紹介します。

昔のことにたいして罪悪感を抱えるんじゃなくて、そうしてまで選びとったものを大切にしていきてくれるほうがいい、その方がずっといい

「来年」や「将来」があらかじめ設定されていて、ただそこに向かって駒を進めるように生きていければ、楽だろう。でも違う。予想外のことがかならずおこる。俺たちは目の前に現れるものにひとつずつ対処しながら、一歩踏み出す方向を決めるしかないのだろう。いちいち悩んだり、まごついたりしながら。

どちらも大人になってから本当に自分自身も悩んできたことだったり、考えてきたことだったりしたのでかなり心に響きました。

“大人は泣かないと思っていた”はどんなひとにおすすめするか

読書したいけど、難しい文章な苦手な人“や、”心苦しいのは苦手、心温まるものが読みたい人“におすすめです。

悲しい表現がなく、心苦しいシーンなどはありません。

心温まる話、表現も柔らかい印象

人が亡くなったり、病気になったり、そういう感動ではなく、本当に心がほっこりするタイプの感動する小説です

まとめ

小説が好きな私がレビューすると下記通りです!

読みやすさ ★★★★★
読後感   ★★★★★
涙活向け  ★★☆☆☆
おすすめ度 ★★★★☆

かなり心が温まり、読後感はよいです。後味悪い小説も時々ありますがそんなこともなく、人にやさしくしたくなるようなぽかぽかの気持ちになります。笑

ただ、サスペンスやはらはら感が好きな方には物足りないかもしれませんし、号泣してストレス発散したい!という方には少し違うかもしれません。

私はこの小説を読んで、
寺地はるなさんの作品を他にも読みたくなりました!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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