名言も紹介! 凪良ゆう”汝、星のごとく”つまらない?率直な感想を書いてみた

こちらには広告を含む可能性があります

2023年本屋大賞受賞作だし読みたい…

つまらないとも聞くし、実際どうなの?

結論からお伝えすると…

おすすめ度は★5つ中 ★4.6!
読んで損はない!けどこういう話嫌いな人もいるな…

といった感じです。

なぜそう思ったのか、後ほど紹介いたしますので是非参考にしてみてくださいね♪

本記事はネタバレなしです!

目次

どんな人におすすめしたいのか / おすすめポイント

私がこの小説を読んで、どんな人におすすめしたいのかをまず紹介します。

おススメしたい人はこんな人!
  • 読みやすい本を読みたい人
  • 文章や言葉が綺麗ですっと入ってくるものが好きな人
  • 重たい話でも大丈夫な人
  • 恋愛にいろんな形があるとわかっている人
  • 本屋大賞受賞作品はすべて読みたい人

あらすじ

その愛は、あまりにも切ない。

正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

引用元 : Amazon

続編として”星を編む”がありますが、必ず”汝、星のごとく”を読んでからよみましょう!!

Amazonレビュー

Amazonレビューはこのようになっています。

引用元:Amazon

Amazonレビューでは、3,256件という多くのレビューがあるにも関わらず、★4以上が89%を占めるという満足度!

もこ

これだけ見ると、期待値は上がりますね!

読んでみた正直な感想

私がこの小説に対する正直な感想を箇条書きで書くと…

正直な感想
  • 文章や言葉が綺麗で読みやすい
  • 好き嫌いが分かれる話って印象。私は好き。
  • 住んでいる環境や過ごす時間によって人は変わりゆく。それを見て見ぬふり、気づかないふりをするのが幸せなのか、自分の好きな愛した姿でほしいと思うのは愛なのかな…。
  • でもそれを受け入れて自分を我慢するのも愛なのかな?と思ってしまう。
  • 愛っていろんな形があって家族も友人も同僚も恋人も愛なんだよなぁ。
  • “家族にも夫婦にも恋人にもいろんなあり方があっていい”そう言っている世の中に反して、SNSでは叩かれたり、噂されたりしていて怖いな
  • この話の中にでてくる死は想像しやすい。よくない表現かもだけど綺麗な死
  • 自分のために生きることは勇気がいるけど一歩踏み出せば怖くないよな

正直なところ、表紙に惹かれて買ったところもあるけど、普通に読みやすいし面白い。

綺麗な文章で比較的読みやすいので読書が苦手な人にもお勧めできます。

しかし、話の内容が苦手という人もいると思います…。

“愛や家族”の形が一つだと思っている人はやめたほうがいいですね

心に残った、印象に残った名言 /言葉

私がこの小説を読んで”心に残った”、”印象に残った”名言や言葉を紹介します。

櫂に答えを求めるから苦しいのだ。
自分がどうありたいかの選択肢は、いつでも自分の手の中に在る。

他人に答えを無意識に求めてしまうことがあります。
将来どうしたい?他人に答えを求めることで楽をしてしまっていることもありますよね。
でも本当の自分の答えはいつも自分の中に在るはずです。
(わかってるよ…。でも…。というのが本音ですけど。)

自分の手にひとつだけある小さな世界。みんなそれを守りたくて、誰にも侵されたくなくて、それゆえ他を理解することが難しい。だからこそ寂しさは深まり、だからこそ他を羨み、だからこそ他を求めてしまう。

自分のテリトリーというのは、大事に、大事にしています。
誰も理解できないと思ってしまったら守り、秘密にします。こういうことありますよね。

「答えはいつでもひとつだけって楽でいいなあ」
「でもそのたったひとつにたどり着くために、嫌というほど逡巡するんです」

正解があれば…。答えがあれば…。とどれだけ思ったことか。
そんなことないから、人は逡巡していき、それができる人が前に進んでいるんだなぁって思います。

わたしにとって、愛は優しい形をしていない。どうか元気でいて、幸せでいて、わたし以外を愛さないで、私を忘れないで。愛と呪いと祈りは似ている。

愛ってその人によって形を変えて、時には人には理解されないものになる唯一無二のものだな、と思ったり。

X(旧Twitter)やInstagramでの反応

まとめ

以上、”汝、星のごとく”の正直レビューでした。

“恋は盲目”という言葉があるように、愛とは呪いにも祈りにもなりますね…。

愛ってその人によって形を変えて、時には人には理解されないものになる唯一無二のものだな、と思ったり。

ちなみに、こちらの作品にはスピンオフ作品の”星を編む”もあります。先に”汝、星のごとく”を読んでから読むことをおすすめします!

以上!ぜひ読んでみてくださいね♪

シェアしてもOKです!
  • URLをコピーしました!
目次