【あらすじ & 感想】2021年本屋大賞受賞作!町田そのこ “52ヘルツのクジラたち” 正直つまらない?ありきたり?【ネタバレなし】

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今回は、2021年本屋大賞受賞作 の「52ヘルツのクジラたち」を読んだのであらすじや感想を書こうと思います

おすすめする人が多いけど実際どうなのかな?

もこ

私の回答は、”おすすめできる!”

その理由を本記事で、ネタバレなしで書きますのでご覧ください!

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目次

あらすじ

52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。

孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。

引用元

おすすめなのは、町田そのこさん が書く作品だからというのもある

私がこの本をおすすめできる理由に、町田そのこさんが書く作品であるというのも一つあります。

町田そのこさんとは、、

  • 2017年に「夜空を泳ぐチョコレートグラミー」でデビュー
  • 「52ヘルツのクジラたち」で2021年本屋大賞受賞
  • 「星を掬う」で2022年本屋大賞ノミネート
  • 「宙ごはん」で2023年本屋大賞ノミネート
もこ

本屋大賞を受賞していたり、ノミネートされていたりすごい、、!

町田そのこさんの書く小説の特徴(もこ調べ)

町田そのこさんの本は、全員ではないけど、誰かの心が救われる、支えになるような作品が多いかなと思っています。

町田そのこさんは、本屋大賞のインタビューで「28歳までは、自分に何もなかった」「28歳まで流されるように生きてきた」と語っています(参照元:本屋大賞・町田園子さんインタビュー

そんな町田さんの作品だから、”全員ではないけど誰かの心が救われるんだな”と感じ、また優しい作品が多い印象です。

Amazonの評価 星4以上が86%を占める満足度!

本屋大賞受賞作ということでかなり多くのレビューが投稿されているのにも関わらず、星4以上が86%というのはなかなかありません。

読了までの時間

もこ

3時間程度で読み終われました!

思ったより文章は多くなく、文章も難しい言葉は一切ないのでかなり読みやすく、頭の中で情景をイメージしやすかったです。

ただ、半分程度読んだ時点で、少し思い内容になってきていたので小説に感情移入してしまう私にとっては一気に読むには少しこってりしていました。

1時間を3回がベストですかね、個人的には。

感情移入しやすい私の正直な感想

感情移入しやすい私はかなりヘビーでした。内容は全然違うのですが映画でいう”八日目の蝉”のような感覚でした。

正直途中まではよくある話だな、と思っていましたが、後半になるにつれ呼吸が苦しくなるような気持になりました。

「52ヘルツのクジラたち」というタイトルは早めの段階で”あ、このことを言っているんだな”と思ったのですが、後半になるにつれ、この本のタイトルに深みが生まれていきます

「52ヘルツのクジラたち」というタイトルを考えたのが本当に素敵です。

また、文章は易しく、初心者でも読みやすいです。

全員ではないけど、苦しんでいる誰かの心を助けてくれる、ちょっと前向いてみるか、と思わせてくれるような作品でした。

まとめ(感情移入しやすい私調べ)

読みやすさ ★★★★★

初心者向け ★★★★☆

涙活    ★★★☆☆

おすすめ度 ★★★★☆

誰にも話せない悩みがある人 は是非読んでみてほしいですね
ただ、正直またこの類の話かと思う人はいると思いますので、おすすめ度は少々低め。

小説を読む際に感情移入しがちなかたは、かなりヘビーになりますのでご注意を。

私は何よりも「52ヘルツのクジラたち」というタイトルにしたことをすごく素敵だと思います

もこ

 以上!ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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